本棚の本
《ルザールT世の覚え書き》
我が王家の始まりは、墓守のようなものだ。
この地に眠る2つの宝を守るため
城と都は築かれた。
宝とは、暦の部屋と・・ラリューム・・・・
・・・欠落・・・・・
遺跡の上に城を乗せることで隠したのだ。

・・・欠落・・・・・
・・・・が、・・・のに、・・・
シュルフという土地が、ずっと北方に・・・

こうして全ては忘れ去られ、我らは歴史をなくした。
守っていたはずの遺跡も、もはや何のためのものか
誰にもわからない。

ただ、わかっているのは、古代、我ら一族が強大な
力を操っていたということだけだ。