ポーカー(11) in LAS VEGAS

12月の上旬から中旬頃は航空券が安いので、またまたラスベガスに行った。今回はGENさんとJUMBOさんと遊んだし、Puntoさんとも食事したが、いつ行っても誰か知り合いが行っている。(笑) (けっこう付き合いが広いせいなのかな?)
今回は定宿にしているマンダレイベイに2泊したあとシーザーズに2泊した。マンダではコンプ実績があるので宿泊代はロハだがシーザーズはコネも無いのでオンラインで予約して行った。2泊で税込み$230たらずと時期が時期だけにけっこう安い。それにコンプを提供されていないので気楽である。(コンプは気にしないと言っても、なにがしかのサービスを受けると実績を残さねばというプレッシャーはある。カジノ戦略にうまく乗せられているわけだ・・)
ポーカーは幾らプレイしてもカジノコンプの対象にはならない(ポーカーとしてのコンプはある)けれど、全部で24時間くらいポーカーをやっていた気がする。(笑)


だいたいポーカーをやって記憶に強く残るのは負けたハンドが多い。AAなどの強い手で負けると取られるチップ量も多いので忘れたくても忘れられなくなる。(^^;)
ということで、今回は負けた場面ばかりを紹介してみよう。

<4カード>
マンダレイベイでは4カード以上の役にはボーナスがある。初日に座ったテキサスホールデムでのこと。初手が(Kh,3c)で参加してみたら対面のおっさん(白人)とヘッヅアップ(2人対決)になり勝てた。幸先良いと思ったら次に(9c,9h)が来た。席はブラインドの2席あとのアーリィポジション。テーブルは満席というシチュエーション。
プレフロップでコールしたらボタンポジションのインド系のおっさんがレイズし、4人参加でフロップは
QD9S8D
とりあえずチェックしてみたら対面のおっさんがベット。ボタンのおっさんがコールして私もコール。3人になった。
続いてターンは2cというあまり意味のないカード。
ここで私がベットしてみると対面のおっさんがレイズ! ボタンが降りて私はコールしヘッヅアップになった。
そして運命のリバーは9d !! つまりボードはこのようになっている。
QD9S8D2C9D
私は9の4カード完成だ。もうフラッシュもストレートも恐くないので打ちまくった。対面のおっさんも打ち返してくる。フルハウスでも持っているのかと思い、数回レイズしあって開いてみると・・・
奴の手は
JDTD
つまりストレートフラッシュ作られて負けてしまった。(涙)
9の4カードのプログレッシブボーナスは$36しかなかったのでおおはばに持ち出し。(号泣)
ディーラーが「あんたツイてなかった」と慰めてくれたが、ここはバッドビート(4カード以上で負けたらボーナスというシステム)も無い。もしモンテカルロだったら$5000くらいは貰えてたかも。くっそー

<AA>
初手ハンドのAAは10人参加で30%ほどの勝率。つまりいちばん強い手である。でも必ず勝つとは限らない。(^^;)
ホールデムで徹夜したとき3回AAが来て2回は順当に勝ったが、1回負けた。。
普通AAで負けるのは2ペア作られたり、フラッシュなどでまくられるわけだが、この時の負け方が尋常でないので書いてみることにする。(笑)
5人参加で私はボタンの1つ前のレイトポジション。プレフロップは全員コールでフロップが
ACJH4C
私の手は(Ah,As)なので3カードである。絶対有利だが、フロップは様子見で誰かのベットにコールしてみた。
ターンは6dと、あまり意味がないカード。
ここでブラインドのおっさんがベットし、東洋系のおばさんがコール。2人降りて私がレイズ。2人がコールしてリバーは3c
ACJH4C6D3C
ブラインドのおっさんはチェック。東洋系のおばさんもチェック。フラッシュがあったらチェックレイズの可能性もあるが私がベットすると、おっさんは降りた。けれどおばさんがレイズっ。
やはりフラッシュだったかと、なかば諦めてコール。開いてみると・・・
おばさんの手は
2S5H
な、な、なんなんだこれはっ!!(笑)
つまりカンチャン待ちのストレートだった。。。
この時、私の隣にいたやはり東洋人のおっさんが「よくそんなカンチャンで待つね」と日本語で言った。(驚)
おばさんも「すごいでしょ」と日本語で応えている。それまで中国人とばかり思っていたので負けたことよりそっちのほうが驚いた。けっこうポーカー好きで有名なおばさんらしい。もっとも私は素知らぬ顔で『日本語わかりませーん』という顔をしていたが。(^^;)


<トーナメント優勝>
優勝とはいっても私のことではない。(笑)
シーザーズにはポーカールームが無いので、すぐ隣のミラージュに行ってプレイしていた。

ここでウィークリートーナメントがあるというので、GENさんとJUMBOさんが参加したときのこと。私も参加しようかと思ったが申込みの列が長かったし(でも4,50人の参加だったらしい)、本来トーナメントよりもライブの方が好きなので、ずっと7カードスタッドをやっていた。けっこうみんなで喋るので私にはほとんどチンプンカンプンだった。中にはプロと思われる若いのも居て、爺さん婆さんをおだてながらキチンとプレイしたりしていた。(笑)
GENさんとJUMBOさんが飛んだら最終日でもあったので寿司でも食べに行こうということになっていた。
JUMBOさんは早めに飛んでクレージー4ポーカーをやりに行き、GENさんを待っていたのだが、なかなか飛ばない。(笑)
とうとう夜10時を過ぎて寿司屋のタイムリミットになってもまだ飛ばない。(笑)
しかたなく腹を空かして7カードスタッドをやっていたらトーナメントがいつの間にか終わっている。で、そのテーブルにGENさんだけが座ってた。つまり優勝したらしい。
$60 Buy inで $40 Re-buyを規定ラウンド内なら何回でもできるので、トーナメントの参加総額は$4000ほどだったらしい。GENさんの獲得賞金額は想像にお任せする。(笑)



で、当然(笑)GENさんの奢りでシャンパンを開けて3人で祝杯をあげた。

GENさんはカジノでのプレーのコンプでミールクープン(食事券)を貰って行ったのだが、3人で$60のミールクープンをウェートレスが1人あたり$60と勘違いしたので、またまた大儲けしてしまった。ツキがあるときはこんなものである。(笑)



<その他>
マンダレイベイのポーカールームのメンバーさんとして以前紹介したクリスは今でもディーラーとして働いていて、私の名前も覚えていてくれた。一度、彼のディールしているテーブルで遊びたいものである。

ところで、14日の午前4時頃、ポーカールームで遊んでいたらTVでフセイン大統領が捕まったと臨時ニュースで流した。みんなが拍手して「最高のクリスマスプレゼントだ」と言っていたが、さすがアメリカを実感した瞬間だった。

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