□□□  鍛練テキスト  □□□


【 1  闘技場について 】

闘技場はクレニア島の「クレニアの町」にある「クレニア闘技場」と、ニーデルの「ミスロの町」にある「ニーデル闘技場」の2つがあります。各闘技場での競技は、モンスターとの戦闘です。ただしどの戦闘でも経験値は一切入りません。
よって闘技場の利用の主なる目的は、景品(アイテム)の入手になるわけです。景品の内容ははどちらの闘技場でも同じです。闘技場のメダル(セウム)は最大15000セウムまで貯めることができます。

闘技場での景品の入手ですが、入手できるようになるのは「ガルアーノを倒した後」になります。ガルアーノを倒したあとには、闘技場控え室の大きな「ドラ」の裏にある人物が出現します。この人物の隣にいるキャラと「複数回」話して、ある合い言葉を聞き出します。合い言葉を聞いたあとに、このドラの裏の人物と話すと、景品の取引ができます。

<景品一覧>
(セウム) (セウム)
クラヴィスの本+415000ルビー4600
スレイヤー13900究極の弱りの薬4000
ガード12600いい爆弾3800
悲劇の眼鏡11900みなぎる果実3500
アーマーストーン11100パロの実3000
いいタンザナイト10300魔力の葉2800
すごい布の服SS9600ちからの実2800
一角獣の角9000レコの草2700
貝がら8200魔力の泉2500
すごいアイテム7700生命の木の実2500
至高の魔法のりんご7100復活の薬2000
究極の爆弾6100万能薬1500
究極の守りの薬5200強力果物1000

この闘技場の景品の「ガード」は通常の店で購入できる「ガード」とはまるで性能が違います。同名ではありますが、全くの別物です。

「強力果物」〜「復活の薬」は何故わざわざ景品になっているのか、ちょっと存在価値が疑われます。通常の店で買えば十分だと思います。「究極の爆弾」も……これ1つを入手するためのセウムを稼いでいるその間に、十分闘技場のフロアアイテムとして入手できると思います。


 <各競技の説明・攻略知識>

クレニア闘技場の競技は個人戦、ニーデル闘技場の競技は団体戦です。以下各競技の説明です。


 =クレニア闘技場=

 ●幻魔陣  お奨め度★★★☆☆     最大賞金 150セウム

8カ所に設置された魔法陣のどこかに召喚されるモンスターを次々に撃破していく競技。出現場所はランダムで、出現している時間が1体につき3ターン。3ターンを過ぎると次のモンスターが出現する。移動範囲の狭いキャラクターでは厳しい。全部で12体出現し、1体10セウム、パーフェクトでさらにプラス30セウム支払われる。

出現する敵のHPは35〜145の間であり、また魔法の使用も可能。ただしステータス変化系の魔法を掛けても、3ターンでキッチリ消える。ヘモジーのチョンガラの爆撃は使用可能。リーザのラヴィッシュは無効。

 ●連魔陣  お奨め度★★☆☆☆     最大賞金 無限大セウム

競技場一面に設置されている魔法陣から出現するモンスターを撃破していく。
出現するモンスターは幻魔と本物のモンスターの2つがあり、前者幻魔は出現してから1ターンで消える。後者本物のモンスターは倒さない限り消えない。幻魔1体につき5セウム、本物のモンスター1体につき20セウム支払われる。幻魔を逃がしたときに競技が終了する。

幻魔はすべてHP1に設定されている。本物のモンスターは、プレイヤーキャラのレベルにほぼ等しいレベルで出現してくるため、やや倒しづらい。どちらもフロアアイテムを落とす。モンスターの単価が安いので、セウムを稼ぐには時間がややかかる。

 ●内魔陣  お奨め度★☆☆☆☆     最大賞金 200セウム

競技場中央部が金網で隔離されており、その中で放し飼いになっている大量のグリーンスライムを何ターンで全滅することができるかの競技。1ターンで全滅できれば200セウム、その後1ターンが経過するごとに200セウムから10セウムづつ減っていき、21ターン以上かかる場合は賞金なし。

魔法戦が基本。グリーンスライムは一律HP20。最低でもこれを一撃で倒せる特殊能力を持ってないと辛い。金網の中にはゴーゲンのテレポートで入ることはできず、外の通路だけしか移動できない。金網の中が結構広いので、魔法が届かないとかなり手間取る。もちろんグリーンスライムは移動するため、どこが特殊能力の有効な範囲かは1ターン毎に変化するといってよい。また大量の敵が動くため、時間がかかる。さらにチョンガラの爆撃は使用が禁止されているため、結局これといって必勝法なし。1ターンで全滅させることは事実上不可能。


 =ニーデル闘技場=

 ●魔転塔  お奨め度★★★★☆     最大賞金 160セウム

スロットを止め、リールの絵柄のモンスター4体と闘う。賞金はそのモンスターの種類によって別々に設定されており、以下の通り。(※)

 魔転忍者ホワイト …… 40 セウム
 魔転忍者レッド …… 30 セウム
 魔転忍者ブルー …… 15 セウム
 魔転忍者ブラウン …… 10 セウム
 魔転忍者グリーン ……  5 セウム
 魔転忍者パープル ……  1 セウム

(※)上の賞金はキャッチーマママンの説明によるが、実際は以下のように支払われている。これは掲示板でドラゴンゾンビさんに教えていただいた。

 魔転忍者ホワイト …… 40 セウム
 魔転忍者レッド …… 15 セウム
 魔転忍者ブルー ……  5 セウム
 魔転忍者ブラウン …… 30 セウム
 魔転忍者グリーン ……  1 セウム
 魔転忍者パープル …… 10 セウム

倒したモンスターに割り当てられているセウムを合計したものが賞金になる。

プレイヤーキャラは最大で4人選べる。敵モンスター達のレベルはプレイヤーキャラを選ぶとき、その一番最初に選んだキャラのレベルを基準に設定される。
その一番最初に選んだキャラのレベル数をNとして、

 魔転忍者ホワイト …… レベル N+3
 魔転忍者レッド  …… レベル N+2
 魔転忍者ブルー  …… レベル N+1
 魔転忍者ブラウン …… レベル N
 魔転忍者グリーン …… レベル N−1
 魔転忍者パープル …… レベル N−2

となっている。ということで、プレイヤーキャラの中で一番レベルの低いキャラを最初に選べば戦闘がラクになる。
ちなみにリールがすべて同じ目で止まった場合、

  「○○」がそろいました!!
  Nセウムのボーナスが入ります!!

というメッセージが表示され、BGMがその時だけファンファーレのものに変わり、以下のセウムが賞金として貰えます。この情報は掲示板でロイさんに教えていただきました。
ホワイト=10セウム、ブラウン=20セウム、レッド=30セウム、パープル=40セウム、ブルー=50セウム、グリーン=60セウム 下位の忍者が揃うほどボーナスが多くなるようです。したがって、魔転塔での実質最大賞金は170になります。


 ●防魔陣  お奨め度★★★★☆     最大賞金 120セウム

競技場中央に集まっている12体のモンスターが、競技場の8方向用意された出口から脱出するのを阻止する競技。ただし競技開始時に全プレイヤーのMPが0に設定される。1体倒すごとに、8MPだけひとりに割り振ることができる。
賞金はすべて倒して120セウム、1体脱出に成功するごとに賞金が半分に減らされていく。4体以上逃したら賞金なし。

中央にいるモンスターはブラックスカルとレッドスケルトン、どちらもアンデッド系のモンスターである。ブラックスカルはレベル30、HP103、レッドスケルトンはレベル26、HP72である。ジャンプ能力は1であるから、キャラクターを飛び越すことはできない。密集状態の内に、アンデッド瀕死の状態にできれば、それがそのままモンスター脱出ルートの障害になるだろう。MPが0なのが辛いが、合成ロマンシングストーンを持ち、ある程度強いヘモジーがいれば、チョンガラの爆撃により簡単にケリがつく。


 ●突破陣  お奨め度★★★★★     最大賞金 200セウム

縦に長い競技場の最下部からスタートし、最上部にある脱出口までたどり着く競技。途中にマスターデーモンが19匹待ちかまえている。誰でもいいから脱出口にたどり着けば100セウム、ひとりもたどり着けずに全滅してしまうと賞金なし。また敵を全滅した場合、賞金200セウムが支払われる。

マスターデーモンはすべてLV55、HP177である。ここではヘモジーのチョンガラの爆撃が極めて有効。ただしそれなりの威力を持つまで成長している場合のみ。お奨め度が最高になっているが、それはチョンガラの爆撃で1撃で全ての敵を倒せる場合のみで、そうでない場合は、お奨め度は星2つぐらいに考えて欲しい。1撃で倒せればこれほど効率のいいセウム稼ぎは他にないだろう。

※ なお、マニアックメモの「闘技場で回復」に書いてあることを利用すれば、それなりに時間はかかるけれど、ヘモジーのレベルアップを図る必要はありません。

というわけで、お奨めはニーデル闘技場になります。最も効率がいいと思われるのはやはり「突破陣」ですが、それでも何かいい賞品を入手しようと思うと、大変な労力を必要とします。あまり闘技場の賞品をアテにしない方がいいでしょう。



【2 ラマダ寺での修行 】

ラマダ寺での修行も闘技場と同じくモンスター達との戦闘になります。この戦闘もまた経験値は一切入りません。戦闘は2つのモード、『サバイバルモード』と『タイムアタックモード』があります。このとき規定の成績をマークすると、賞品を「1回」だけ貰えます。後にも先にも1回だけであり、それは両モード合わせても、ただの1回です。1回賞品を貰ったら、それ以上何も入手することはできません。ただ単に記録を塗り替えるだけになります。

賞品は2通りあり、

   ヘモジーを仲間にしたデータのコンバートプレイ …… アンチヘモジー+8
   ヘモジーが仲間にいないプレイ         …… ヘモジー

となっています。また修行に参加できるのはどちらのモードも「人間」キャラだけとなっています。「ちょこ」の参加も認められません。フロアアイテムなどは入手可能です。出現するモンスターのレベルは、参加するプレイヤーキャラの中で一番高いレベルとほぼ同等の数値が採用されます。

●タイムアタックモード

敵を全滅させるのにどのぐらい時間がかかるかを競る修行です。ほとんどの種類の行動中で時間が経過していきますので、L2ボタン、R2ボタンへの特殊能力の配置などは事前に済ませておきましょう。特に必勝法はありません。修行(戦闘)を終えるには、全滅させるか、もしくはこちらが全滅するかのどちらかの方法しかありません。

<タイムアタック初期設定>
 1位 2分 0秒 0
 2位 2分12秒 0
 3位 2分24秒 0
 4位 2分36秒 0
 5位 2分48秒 0

●サバイバルモード

何体の敵を連続して倒せるかを競る修行です。最初敵は6体出現しており、倒すそばから補充されます。必ず画面上に6体存在するように調整されます。敵モンスターのレベルの設定方法は上記の通りですので、プレイヤー達のレベルが高ければ高いほど、逆に辛くなるハズです。最も効率がいいのは、武器防具によるボーナスが総合攻撃力、防御力を大きく変動させることができる頃、簡単にいえばレベルが低い頃になるでしょう。
また初期のランキングは下記の通りですが、それを越えた強烈な記録を残すのであれば、合成ロマンシングストーンを回復系特殊能力を使うキャラに装備させることが必須であると思われます。

なお、修行(戦闘)を終えるには全滅するしかありません。

<サバイバル初期設定>
 1位    30体
 2位    25体
 3位    20体
 4位    15体
 5位    10体

なお、連続して倒していくと、256体目で「修行終了」となりますが、なぜか記録は255となり、これが上限です。



【 3 経験値稼ぎに励む 】

経験値稼ぎは誰しもが必ず経験することでしょう。闘技場やラマダ寺では経験値稼ぎになりませんので、結局プレイヤーの創意工夫が大切です。もちろん多くの戦闘をこなせばいいのですが、やはり効率的なやり方を求めるのであれば、いろいろと知っておくべきことがあります。

○ 経験値はいろいろな行動で入手できる。

まずは基本的な知識としてこのことを押さえておきましょう。敵を倒したときは当然として、その他にも
・敵を攻撃する(その攻撃で倒せないとき)
・敵に攻撃される
・味方に特殊能力(回復・補助)を使う。
・味方から特殊能力(回復・補助)を受ける
などでも経験値は入手できます。


○ 取得経験値は相手と自分のレベルによって変わる

このことを知っているか知らないかで、大きな差が生まれます。取得経験値は、上記行動の対象となるキャラのレベルが大きく関係してきます。自分より相手のレベルの方が高ければ、取得経験値は「飛躍的に」増えます。


○ ヂークベックは常にレベル1

ヂークベックにレベルは設定されていませんが、パーツを組み替えてどのようにパラメーターを強化しようが、実質上レベルは1として入手経験値が算定されます。もうお分かりでしょう、よく使われるレベルアップ方法に

          「ヂークベックにとどめをささせる」

というものがあります。世界中に配置されているモンスターは大抵レベルが固定ですから、ヂークベック以外のキャラにとっては、いつか倒しがいのないモンスターに成り果てます。ですが、ヂークベックで倒せば、常に最高の経験値を入手できるわけです。当然その取得した経験値は、ヤゴス島のヴィルマー博士の研究所にある「経験値分配機」で他のキャラに還元しましょう。

あとは時間効率の問題になります。よく利用される経験値稼ぎのポイントとなるところに「遺跡ダンジョン」があります。遺跡ダンジョンはその階にいるモンスターを全滅させても、戻ってくれば復活していますし、回復ポイントもあります。特に利用されるのが遺跡ダンジョンの40Fと41Fを往復する方法です。
ヂークベックの装備しているパーツによって、他キャラの助力がどれぐらい必要か変わってきます。序盤の弱いパーツの場合、ゴーゲンやリーザを連れていくべきでしょう。ちなみにゴットヘッド&ストレンジぐらいのパーツを持っていればギリギリ独力で倒せるかもしれません。もちろん、遺跡ダンジョンにいくときはヂークの他、脱出用(階段を昇る)のキャラが必要ですし、さらにサニアを連れていくと、ヂークに2回行動(特殊能力の「トランスファー」を利用)させることができて便利です。

「性能のいい」マクロパッドをお持ちの場合は、その一連の行動を自動化することができるでしょう。参考までに記しますと、筆者の場合はマクロパッドを利用することで、一晩の間に約「1600万EXP」稼ぐことができました。

※マクロパッド……複数の入力の、その順番、タイミングなどを記憶して、再生する機能を持ったコントローラー。主にRPGの経験値稼ぎや、格闘ゲームのコマンド入力に使われている模様(^^;


○ パラメーター追加アイテムの利用

アイテムの中のいくつかに「レベルアップ時〜〜追加」という効用のものがあります。それらのアイテムを装備していると、レベルアップのとき、特定のパラメーターが通常の増分より多く増えるようになります。以下、それらのアイテムを説明します。

・羅刹(剣)、骸(剣)
 …… レベルアップ時に攻撃力を追加します。(羅刹は記録値+1、骸は記録値+2)
記録値の説明は「キャラクターのパラメータのメモリ内部での管理について」を参照してください。

・鬼灯(剣)、不知火(剣・要改造)
 …… レベルアップ時に最大MPを1追加します。例えば非装備時のレベルアップで最大MPが1増えるキャラならば、装備時には2上がるようになります。羅刹、骸とは違い、レベルアップ時に必ず追加されます。

・ネックレス(通常アイテム)
 …… レベルアップ時に最大HPを3追加します。これもレベルアップ時に必ず追加されます。

・強力果物他、一部の〜果物系(通常アイテム・要改造)
 …… レベルアップ時に最大HPを1追加します。レベルアップ時に必ず追加されます。

なおなんらかの武器や防具を装備中にレベルアップする場合注意が必要です。
レベルアップ時に画面上で「増分」が表示されますが、それらはキャラクターのパラメーター増分、そしてもし同時に武器防具もレベルアップするなら、さらに武器防具の増分をも合わせた値になっています。例えば羅刹を装備していて、

             「攻撃力が2上がった」

とあったら、キャラの攻撃力の増分が1、羅刹がレベルアップしてその増分も1だったと判断すべきです。場合によってはキャラ増分0、武器増分2と判断してもいいかもしれません。それは武器を外して、「純粋な」ステータスを確認すれば分かります。


○ アブナいウラワザについて

レベルアップ時はなるべく上記のアイテムを装備させたいところですが、剣を装備できないキャラはやや不利となるわけです。ところがとんでもないウラワザのおかげで、剣を装備できないキャラでもそれらの恩恵に授かることが可能です。

このウラワザについては「裏技など」に詳しく解説してありますので、そちらをご覧ください。


○ コンバートについて一言

キャラクター最強化を目指す人であれば、絶対に『アーク1』からプレイすべきです。その理由は「ちょこ」が覚醒する、これに尽きます。覚醒した「ちょこ」はまさしく最強のキャラとなりますが、ひとつ注意したいことがあります。それは、

            「なるべく低レベル!!」

でコンバートすることです。「ちょこ」に限っていえば、『1』よりも『2』の方が総合的ににパラメータの伸びがいいからです。『1』の場合、仲間になった時点ではレベル1ですが、レベル60(『1』のレベルの上限)まで育ててからコンバートしても、ほとんどパラメータが伸びていません。同じレベル60の「ちょこ」でも、レベル1のままコンバートして『2』でレベル60まで育てた場合とは、パラメータにかなりの差が見られます。「ちょこ」以外のキャラに関していえば、実は逆に『1』で育てた方が優れたパラメータの伸びを示します。
具体的にどのキャラのどのパラメータに差が出るかは千差万別です。

ただし、上記のことはキャラの「純粋」なパラメータの伸びについてのことです。パラメータの成長を促進するアイテム群の充実まで考えた場合は、やや話が違います。もちろん持っていれば使うでしょうし、そこまで考えれば……『1』でレベルアップする唯一の利点は、「ネックレス」による最大HPの追加量が「5」に設定されていることでしょう。しかしその利点も……『AMG』が発売されている今では、ネックレスを2つ入手することができますし、そのため『アーク2』でその2つを使えばHPの追加量を「6」にすることも可能です。特に「攻撃力を伸ばす」アイテムはかなりの差を生みます。

という細かい話もありますが、そのすべてを無意味にしてしまうほど強力なウラ技(マザークレアの館)もありますね……。


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