ポーカー in LAS VEGAS

ポーカーはほとんどテキサスホールデムばかりやった。

<悔しかったこと>
ディーラーが交代してしばらくすると、それまでディーラーをしていた男(黒人の血が少し混じっている。そういえばポーカーのディーラーで黒人をあまり見ていないのは単なる偶然か)が私服に着替えてテーブルについた。やはり下手ではない。それまであまり良い手が来なかった私はじっと耐えてそこそこプラスを維持していた。そこへこんな手が来た。
9H QH
とりあえず参加した。そしてフロップは
8C TS JD
いきなりストレート完成だ。当然レイズしまくった。しかし年金族はついてくる。私服のディーラーもついてくる。そしてターンは
QD
一瞬いやな予感がしたが、ここは行くだけと押しまくった。でも年金族の1人と私服のディーラーがついてくる。結局3人残ってリバーまで行った。リバーはスペードの5。まったく無関係なカードだった。
他の2人はチェックしてきた。「よしよし。分かってるじゃないか」とベットした。年金族は降りた。しかし。。
私服のディーラーがレイズしてきた! 「こいつブラフか?」と舞い上がっていた私はリレイズ仕返した。奴はさらにリレイズしてくる。ここでやっと事態が飲み込めて頭に血が上った。
泣く泣くコールして手を見ると私服のディーラーは想像どおりだった。
KS AS
それまで堪え忍んできた蓄えを一瞬で失いマイナスに落ち込んでしまった。(涙)
舞い上がって冷静さを欠き、ナッツを常に意識するというポーカーの基本を忘れた報いだ。 いい勉強になったが、きっとまた同じ失敗を繰り返すんじゃなかろうか。。
そういえば前にもKJ持ってのフラッシュで、中国系の若い女性にAQでやられたことがある。あの時もナッツを意識しなかった。どうも自分には「やったっ」と思うと冷静さを欠く癖があるようだ。いかん。いかん。


<嬉しかったこと>
テーブルの10人は年金族が大半にブラフを時々する若いあんちゃん、かなりうまいカウボーイハットの若い男、それと私。このメンバーで2時間ほどやってかなり負けていた。年金族のおっさんにリバーでまくられたのが2回と、ブラフのあんちゃんと張り合って「どうせブラフだろ」と思ったらマジ手だったためだ。このあんちゃんのブラフする時の癖を見抜いた時はもう遅かった。
そこへ doyle(ニフティではTOM)が参加してきた。その時こんな手が来た。
TD QD
さっきから流れは悪かったがビッグブラインドだったこともあり参加した。
フロップは
9S JH KS
またしてもストレート完成だ。もっとも上に書いた日とは違っているが・・
スペード2枚が気になるが、とりあえずベットした。3人ほどコールしてきて doyleがレイズっ。たぶん2ペアあるんだろと思ったが、早く降りてくれとリレイズした。年金族が5人ほどついてきたが doyleは降りた。カウボーイハットの男とブラフのあんちゃんも降りている。これで怖い相手は居なくなった。あとはスペードが出ないことを必死に願った。
ターンは
7D
とりあえずセーフだ。しかし、年金族はまだついてくる。ポットはかなり膨らんでいる。ここで私は残念ながらオールインになってしまった。少ないチップでやりくりしていた報いだが仕方がない。年金族の半分が降りて2人残った。そしてリバーは。。。
ハートの2。
助かった。もう負けはない。(^o^)
それまでの負けを一気に取り戻した。しかし、よくスペードが出なかったものだ。年金族の誰かはフラッシュねらいであったのは確実なのだから。。。



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年金族
 年金暮らしのお年寄り。ポーカーは総じてルーズ。勝つ可能性があるうちはとことんついてくる。

ナッツ
 そのゲームで考えられる最強の手役。(ぶるーさんの
ポーカーボキャブラリ参照)

ブラインド
 ゲーム開始前に強制的に賭けさせられる場所。ゲーム毎に移動していく。ビッグブラインドはその回のミニマム。スモールブラインドはその半分をベット(賭け)させられる。

オールイン
 チップが足りなくなって、持っているチップを全部賭けること。