ドローポーカー

   スタッドポーカー

   ホールデム

   パイガオポーカー

   カリビアンスタッド

   レットイットライド

   3カードポーカー

   チャイニーズポーカー

   SASAYAMAポーカー  


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  ラスベガスでポーカーするには
初歩的な疑問
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1日目「中盤」
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2日目
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  私のポーカー実戦記
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実戦記その11
実戦記その12
  N氏のポーカー体験記
その1
その2
その3
その4



JPPA
2000年12月発足




ポーカーの種類とルール


基本ルール
 ポーカーのルールは意外に知られていない。そのため基本的なルールを書いてみます。
1,ポーカーの役
 (1)ノーペア = 以下のどの役も無いもの
 (2)ワンペア = 5枚の中に同じ数字のカードが2枚ある(ペア)もの
 (3)ツーペア = 5枚の中に2種類のペアがあるもの
 (4)スリーカード = 5枚の中に同じ数字のカードが3枚あるもの
 (5)ストレート = 5枚すべてが連続した数字のもの
 (6)フラッシュ = 5枚すべてが同じスート(スペード・ダイアなど)のもの
 (7)フルハウス = 5枚がペアとスリーカードになっているもの
 (8)フォーカード = 5枚の中に同じ数字が4枚あるもの
 (9)ストレートフラッシュ = 5枚のカードがフラッシュとストレートになっているもの

2、カードの強さ
 (強)A>K>Q>J>10>9>8>7>6>5>4>3>2(弱)

3、カードのスート(種類)
 ポーカーの強さにスペード、ダイヤなどのスートは関係しません。ただし7スタッドなどで最初にベットする人を決める時とか、席決めの時に同じ数字が配られた場合、(強)スペード>ハート>ダイヤ>クラブ(弱)の順で判断します。

4、ポーカーの勝ち負けの判断
 1に書いた役の強いほうが勝ちです。問題は同じ役の場合で、これは以下のように判断します。
 役を構成するカードをカードの強さで比較し、それが同じ時は、役以外のカードを上から比較していきます。 そして全て同じ場合のみ、引き分けとなります。
 例外はストレートの比較で、5432AというストレートのAは最弱と考えます。
 なお32AKQというようにKからA以降につながるストレートは認められません。


ドローポーカー

Anything
ディーラーポジションの左の人から順に1枚ずつカードを伏せて配る。各自に5枚配られたら最初のベッティングラウンド。次に好きな枚数を各自チェンジして2回目のベッティングラウンド。これで勝負です。
最初のアクションを誰からするかはその場のルールによる。全員アンティを払い、ディーラーポジションの左の人からアクション開始するスタイルと、ディーラーポジションの左の人がブラインドベットを強制されるスタイルとがあります。

Jack or Better
Anythingと同様に5枚のカードを伏せて配る。最初にベットする人は手役の中に最低でもジャックのワンペア以上が無ければいけない。それに対してコールまたはレイズするプレイヤーには手役に制限は無い。
次に好きな枚数を各自チェンジして勝負。

Eight or Better
Jack or Betterの条件を下げて8のワンペア以上の手役の人がオープンベットできる。カジノなどでは一般的 なルール。

ローボール
普通と逆にローカード(低いランクのカード)優先のゲーム。ワンペアなどの手役があってはまず勝てません(ただしフラッシュとストレートは手役とみなさない)。手の内のハイカードのランクの低いほうが勝ちます(Aは最低ランク)。ベット手順はドローAnythingと同じ。

ショットガン
5ドローの変形ルール。最初3枚伏せて配ってディーラーポジションの左の人から強制ベット。次に1枚伏せて配ってベット。最後に1枚伏せて配って勝負。高い手役が出来ないし情報が極端に少ないので他のプレイヤーの癖を読むのがさらに重要になります。

2 to 7ドロー
ローボールの変形ルール。5枚伏せて配ってディーラーポジションの左の人が強制ベット。残った人が順に任意の枚数をチェンジして最後のベッティングラウンドとなります。ここで最も低い手札の人が勝つゲーム。このゲームでは2、3、4、~K、Aの順に強いのでAがあるとまず勝てません。
また、ストレートとフラッシュは有効なので、フラッシュではない23457の手札が最強ということになります。


スタッドポーカー

5カードスタッド
1枚目のカードを伏せ、2枚目は表にして各自に配る。ローカードの人から強制ベット。次に1枚表にして各自に配り、こんどはハイハンドの人から第2ベット。また1枚表にして各自に配り第3ベット。最後に1枚表にして配って第4ベットで勝負。
オープナーをローカードにするかハイカードにするかはその場のルールによります。同じランクのカードの場合はスペード・ハート・ダイヤ・クラブの順に低ランクとなります。

7カードスタッド
最初に2枚伏せ、1枚表にして各自に配る。ローカードの人から強制ベット。次に1枚表にして各自に配り、こんどはハイハンドの人から第2ベット。また1枚表にして各自に配り第3ベット。同様に第4ベット。最後に1枚伏せて配って第5ベット。これで各自配られた7枚のカードから5枚選択して勝負。

ラズ
7スタッドと逆にローカード優先のゲーム。考え方はローボールと同じ。ベット手順は7スタッドと同じ。7枚中5枚のカードを選択して勝負。

7カードハイロースプリット
ハイロースプリットは7スタッドやオマハで採用されることが多い。最高位のハンドと最低位のハンドの2つが勝つゲームです。勝つのは2人の時が多いが、1人で両方勝つ場合もあります。ベット手順はそれぞれのハイボールゲーム(ハイハンドの勝ちの普通のゲーム)と同じ。
なお、ローハンドは8以下の組み合わせでなければいけないというルール(Eight or Better)もあります。

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ホールデムポーカー

テキサスホールデム
ディーラーポジションの左の人がスモールブラインドベット。その左の人がビッグブラインドベットする。各自に2枚ずつ伏せて配られて、ビッグブラインドの左の人からベット。次いでカードが3枚テーブル中央に表にして置かれ(フロップと言う)、これは各自の共通カード。ここでスモールブラインドの人から第2ベット。次いで4枚目(ターンと言う)が中央に開かれ、同様に第3ベット。最後に5枚目(リバー)が開かれて第4ベット。各自の手札2枚と場の5枚を合わせた7枚のうち5枚で勝負です。

オマハ
ホールデムと基本は同じ。ただし最初に手札として4枚配られる。ホールデムと違うのは、場の5枚のうち3枚、手札の4枚のうち2枚を必ず使わなければいけないこと。

オマハハイロースプリット
手順はオマハと同じですが、最高位のハンドと最低位のハンドの2つが勝つゲームです。勝つのは2人の時が多いが、1人で両方勝つ場合もあります。
ローハンドは8以下の組み合わせでなければいけないというルールが一般的です。ですから8以下のカードが場に3枚以上出ない場合はハイハンドのみの勝負となります。

パイナップル
テキサスホールデムの変形ルール。最初に2枚配るところを3枚配って、そのうち1枚を捨ててからベット開始するゲーム。ホールデムよりは手役が高くなります。

クレージーパイナップル
パイナップルは最初に1枚捨てますが、それをフロップが出てから捨てることにしたゲーム。パイナップルよりさらに高い手役ができやすくなります。

ウォーターメロン
手札を4枚配り、最初に1枚捨ててベット、フロップを見てからさらに1枚捨てるゲーム。パイナップルとクレージーパイナップルを合わせたようなもの。

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パイガオポーカー
パイガオポーカーとは中国系のギャンブルとポーカーが合体したゲームです。7枚配られたカードを2枚と5枚に分け、同じく分けたディーラー(またはバンカー)のカードと比べて両方とも勝っていたら勝ち、1勝1敗なら引き分け、両方負けていたら負けとなるテーブルゲーム。2枚の方はストレートやフラッシュは無いからAペアが最高の役で23が最低となります。5枚の方は普通のポーカーとまったく同じです。2枚の方より5枚のほうがハイハンド(手役が上)でなければなりません。ディーラーとの比較でハンドが同じ場合はディーラーの勝ちです。
使用するカードは一般的にジョーカーをいれた53枚です。ジョーカーはストレートやフラッシュの場合、ワイルドカードとして使えますが、それ以外はAとして使われます。ですからAの5カードはありますが、K以下の5カードはありません。
このゲームは引き分けが多いため長時間遊べますが、カジノの場合ミニマムの賭け金が高めですし、慣れないディーラーが間違えることがあるので要注意です。なお、カジノでは勝った場合賭け金の5%をコミッションとして差し引かれます。
詳しい解説はカジノゲームのページを参照してください。

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カリビアンスタッド
ポーカーをビデオポーカーマシンのように遊べるよう工夫されたテーブルゲーム。名前のとおりカリブの島々にあるカジノやクルーズシップで人気とか。
ゲームが始まる前にゲーム参加のアンティ(一定額ではなくプレイヤー毎に自由)を出します。次にカードが5枚配られて各プレイヤーはそのハンドを見てから勝てそうならアンティの倍額を賭けます。逆に負けそうならアンティを放棄してゲームを降ります。次にディーラーが自分の5枚のカードをオープンします。ディーラーハンドに最低AとKが1枚ずつ以上かペア以上の役が無ければゲームは不成立となり、参加している(賭けている)プレイヤーにアンテイと同額の配当をして賭け金はそのまま返却します。ゲーム成立の場合、プレイヤーが勝ったらプレイヤーハンドのランクによる配当(後述)があり、負けたらアンティと賭け金は没収されます。
この他にゲームテーブルにはジャックポット用のコイン投入口があり、普通は$1ほどを投入します。これは蓄積されてゲームの成立・不成立に関係なくプレイヤーに高いハンドができた時の報奨金となります。

【ハンドランク】
プレイヤーのハンド 賭け金1に対する配当
ロイヤルストレートフラッシュ
ストレートフラッシュ
4カード
フルハウス
フラッシュ
ストレート
3カード
2ペア
1ペア
ノーペア
100
 50
 20
  7
  5
  4
  3
  2
  1
  1

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レットイットライド
このゲームはホールデムとカリビアンスタッドを合わせて簡単にしたようなものです。カリビアンスタッドではディーラーのハンドと勝負しましたが、このゲームではプレイヤーだけにカードが配られます。
プレイヤーは自分の前にある1番から3番の3つのベッティングサークル(またはボックス)にそれぞれ同額を賭けます。他のプレイヤーの額と同じである必要はなく、自分の3つの場所に同額を置くということです。
次にディーラーが各自に1枚ずつ3枚のカードを伏せて配ります。各自は3枚のカードを見て1番の賭け金に対して次の行動を選択します。「レットイットライド Let it Ride」は賭けを続けること、「プルダウン Pull Down」は賭け金を取り下げることで1番の賭け金は戻ってきます。
続いてディーラーは残りのカード山から1枚を表にして出します。このカードは各プレイヤーに共通のカードとなります。各自はこのカードを見て2番の賭け金に対して前と同様に行動を選択します。プルダウンした場合は2番の賭け金が戻ります。
続いてディーラーが2枚目の共通カードを表にして出します。ここで各自のカードをディーラーが表にしてそれぞれの手役を検討します。ワンペア以上の手役があれば下表のハンドランクに従って1,2,3番の賭け金それぞれに同額の配当があります。もし9以下のワンペアかそれ以下の場合は賭け金没収です。

【ハンドランク】

プレイヤーのハンド 賭け金1に対する配当
ロイヤルストレートフラッシュ
ストレートフラッシュ
4カード
フルハウス
フラッシュ
ストレート
3カード
2ペア
10以上の1ペア
1000
 200
  50
  11
   8
   5
   3
   2
   1

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3カードポーカー
このゲームは3枚のカードでのスタッドです。
【特徴】
●2つのゲーム(ディーラーに対するプレイと手役評価のブレイ)ができます。
●2つのゲームをそれぞれプレイするか、2つともプレイするかの3者択一です。
●勝利する場合は以下の4とおり
 ・ディーラーがプレイできないとき
 ・プレイヤーがディーラーに勝ったとき
 ・ANTEに賭けている場合にストレート以上ができたとき
 ・PAIRPLUSに賭けている場合にペア以上ができたとき

【プレイ方法】
●テーブルにはANTE、PLAY、PAIRPLUSの3つの賭ける場所があり、プレイヤーはANTEかPAIRPLUSのどれか、または両方に賭けられます。
 3枚のカードがディーラーを含めて全員に配られます。

 PAIRPLUSに賭けていたプレイヤーはカードの役によって以下の配当を受けます。
何もできなければ賭け金没収です。
  ペア   ……賭け金と同額
  フラッシュ……賭け金の4倍
  ストレート……賭け金の6倍
  3カード ……賭け金の30倍
  ストレートフラッシュ……賭け金の40倍

 ANTEに賭けていたプレイヤーはカードを見て降りるかプレイするかを決めます。
 降りるならANTEのチップは没収。
 プレイするならANTEと同額のチップをPLAYに賭けます。ディーラーのカードにQ以上が無ければPLAYに賭けたチップはプッシュで戻ります。ANTEには同じ額の配当があります。ディーラーのカードにQ以上があればプレイヤーのカードと比較して勝者を決めます。プレイヤーが勝てばANTEとPLAYの両方に同額配当されます。負ければ両方とも取られます。
 この勝負とは別に、プレイヤーのカードの役によって以下の配当をANTEボーナスとして受けられます。(これは勝負に負けても貰えます)
  ストレート……ANTE賭け金と同額
  3カード ……ANTE賭け金の4倍
  ストレートフラッシュ……ANTE賭け金の5倍

●注意点
 ストレートはフラッシュより上位
 3カードはストレートやフラッシュより上位

 ANTEとPAIRPLUSの両方に賭けていてPAIRPLUSで配当を受けた場合、PLAYにも賭けなくてはなりません。

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チャイニーズポーカー
このゲームは52枚のカードを使用し1人に13枚づつ配るのでプレイヤーは4人までですが、5人の場合はディーラーの左隣が抜け番となります。

【プレイ方法】
各プレイヤーは配られた13枚を3枚・5枚・5枚の3つの組に分け、どの組もポーカーの役としてある程度強くなるようにします。ただし3枚の組は5枚の組より弱いように分けなくてはいけません。分けたら一番手前にもっとも強い5枚の組(Backという)を伏せて置き、ついでもう1つの5枚の組(Middleという)を向こう側に置き、3枚の組(Frontという)を一番向こうに置きます。なお、3枚の組にはストレートとフラッシュはありません。

全員が置き終わると、Frontのカードから順にオープンして各自の役を検討します。この役の強弱で勝敗が決定したら各自はスコアにしたがってチップをやりとりします。

【スコアのルール】

  1. 各プレイヤー相互に Back , Middle , Front を比較し、1ヶ所につき勝ち点1点を獲得します。全く同じ強さなら引き分けです。
    つまり2ヶ所勝って1ヶ所負けなら2勝1敗で勝ち点1です。
  2. 以下の手役にはボーナス点があります。
    ロイヤルストレートフラッシュ5点
    ストレートフラッシュ4点
    4カード3点
    Middleにフルハウス1点
    Frontに3カード2点
  3. 上記の勝ち点と手役の得点を合計して最も多いプレイヤーに1点がボーナス(Overall Pointという)としてもらえます。
以上のルールにより点数を計算し、プレイヤー相互に勝ち越し分、負け越し分のチップをやりとりします。

【注意点】
チャイニーズポーカーは3つの組に分ける作業の善し悪しで勝ち負けが大きく左右されます。基本戦略もありますが長くなるので割愛します。基本的なプレイとしては以下を守ることです。
  • 手役があるなら、まずそれを優先する。
  • 3組とも同じような強さにするよりも、1ヶ所でも集中して強い手を作る。
  • 使用するカードは52枚しかないことを考慮する。自分の手に特定のカードが集まっていれば他の人にはそれが無い。つまり、AAKQJJとあれば、このJJは相当強い手ということになります。
  • 平均的な手役を知ることです。Frontは33A、Middleは99XXのツーペア(Xは8以下)、BackはKJのフラッシュといわれます。
チャイニーズポーカーの起源は古いが最近復活した新しいゲームです。そのためプレイされる場所によりさまざまなローカルルールが存在します。プレイする場合はそこのルールを把握してからプレイすることです。

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SASAYAMAポーカー
東京ストラドルの常連 sasakimmxさんの考案による新しいポーカーです。
このゲームはテキサスホールデムとオマハ(high & low)を同時にやろうという欲張ったゲームです。ポーカーフリークにはたまらない面白さがありますが、ポーカーを始めたばかりの人には少々難しいかもしれません。

【プレイ方法】
人数は6人まで。4、5人が一番面白いと思います。
ホールデム系なのでディーラーボタンの位置(ディーラーポジション)を決めブラインドベットをしますが、無くてもかまいません。
ディーラーは各自に7枚ずつ配ります。
各プレイヤーは配られた7枚を見て不必要なカードを1枚選んで捨てます。
次に残りの6枚を2枚と4枚に分け、2枚をテキサスホールデム用のカードとして伏せてテーブルに置きます。その手前にあとの4枚をオマハ用として同様に置きます。一度置いたカードは動かせません。(カードを確認する行為は許されます)
その後は普通のゲーム進行と同じです(ホールデム参照)。
[プリフロップ]場にカードを伏せて置いたところでベッティングラウンド(賭け)開始。
[フロップ]次にディーラーが場に3枚カードを開きベッティング。
[ターン]次にディーラーが場に1枚カードを開きベッティング。
[リバー]最後にディーラーが場に1枚カードを開きベッティング。
こうして最後に残った人同士で手の強弱を比べます。
まず2枚置いたテキサスホールデムの勝敗を決めます。この勝者がポット(場に貯まったチップ総額)の半分を貰います。
次に4枚置いたカードでオマハとしての勝敗を決めます。
オマハはハイロウですからハイとロウが別人ならポットの1/4を貰うことになります。もしもロウが2人で引き分けならポットの1/8です。このへんのチップの動きも面白いところですが、6枚を2枚と4枚に分ける作業がハンドによっては悩ましく面白いゲームです。

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06/23/04 更新

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